居酒屋などで開催する接待や宴会は様々な立場の方とのコミュニケーションを必要とする場ですので、社会人として必要なマナーを守った上で参加したいものです。目上の方に対する接し方はその人となりを決める重要な要素となりますので、座る位置やお酌の仕方などの基本マナーを覚えておきましょう。

個室を予約しての接待や宴会においては、座る位置を選ぶ段階からマナーを意識します。昔から日本人にとってなじみの深い「上座」や「下座」。これは身分により座る位置を分ける意味がありますので、入社したばかりの方は特に気をつける必要があります。入り口から一番離れた位置の席が上座、入り口に一番近い席が下座です。

接待や宴会の場では下座に近い人ほど追加注文をする、空いたグラスやお皿を集めるといった作業がしやすいという利点もありますので、下座に座ったなら可能な範囲で周囲の方への気配りをしましょう。

全員に飲み物が行き渡った時点で乾杯を行うのですが、このときはグラスの高さに注意が必要です。一般的に目上の方との乾杯では、相手のグラスよりも低い位置でグラスを合わせる点がマナーです。日本酒や瓶ビールのように、お酌が必要な場合にもマナーがあります。

ビールと日本酒は共に音を立てずに注ぐ点では同じですが、その他のマナーは内容が若干異なりますので注意しましょう。ビールの場合はラベルを上に向けた状態で右手に瓶を持ち軽く左手を添える方法となり、日本酒の場合は徳利の中間部分を片手で持ち注ぐ方法が正しいです。なんばで宴会の幹事を任されているという方は、ぜひ【UOMAN GROUP】をご覧ください。

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